世界の流れはオーガニックプロダクツへ。
まあね。エコブームですからね。美容についてもいえることです。オーガニックのカラー剤、シャンプーなどなど。自身の健康と地球にとってとてもいいことです。がしかし、まだまだだと思います。美容ビジネスとエコの両立はとても難しいのです。そのうち美容師も時代の変化に応じて経営方針を変えなくてはいけない時が来るでしょう。そもそも、女性を美しくすることと、売上はサロンワークのスタイルではしばしば比例しないと思います。
パーティーで惚けてばかりはいられないので、帰ったらいとうますみの怒涛の勉強が再スタートしたのです。
美容と英語の勉強を両立するのは難しいですね。がしかし、最大限にやりたいです。少しでも自分の能力を伸ばしたいと思います。もう、サンリッツで働きはじめて一年以上になりました。まあまあがんばってますけど、もっとがんばりたいです。11月くらいに、いとうますみとしてはドラマチックさを欠いてしまい少し退屈してしまい、やばいかな。と思っていたら、最近ドラマチックさをとりもどしたので、ドラマを演じていきたいです。修行中なので恋に落ちないように気を付けたいです。カットをしてたら、芸術ですよね。っていわれちゃいました。いとうますみはもしかすると本当のアーティストになったのかもしれません。今まではなんとなく自称だったので。なんで自分がアーティストだってわかってくれたんだろ。話は変わるけど、マズワルヒルでキャンディスが自分の髪を切りました。相談しながらやって、ユアメソッドダズントワークなんていってしまいました。ウェイトラインとボリュームについてです。あとディスコネクションして長さを残すと彼女が言ったところでオーバーダイレクションで長さを残しながらつなげるよ。といいました。結局かなり短くなりました。キャンディスは、いいやつなのでお礼を言って、たくさんほめてみました。この間も一杯おごってくれたし。
月曜日、パーティーをやりました。

病におかされていたので大変でした。パーティーの最中にヘアカットをしました。飲んでからやることが最近ふえたので酔っていてもべつに出来ます。遊びでやってる仕事だからーなどとまたしてもわけのわからないことを言ってしまいました。長く同じヘアスタイルをしていた人がヘアスタイルを変えるということは、女性の考え方を変えるのと同じなので、少し苦労しました。がしかし、自分のことを信じると言ってくれたので、とてもよくなりました。なかなかいい顔をもっていたので実はいくらでも冒険できると思いました。自分では気付いていないみたいでした。自信がないだけみたいでした。自分が切り続ければどんどん美しくなります。美容師の楽しみのひとつはたまに原石をみつけることです。もちろんそれをみがくのはいとうますみのしごとです。久しぶりにパリのスタイルを切りました。女性を説得するのはとてもたいへんです。なかりまじめに切り、そこそこ満足したみたいでした。まだ完成ではないので6ヶ月後くらいにとてもよくなると思います。
土曜日はファンシードレスデーでした。そこでセーラーの服を着たのです。
セーラー服ではありません。なかなか似合いました。時間が無くて一度も着てみたことがなかったけれどそこそこかたちになりました。トニーが気に入ったみたいでした。いちいち買いに行った苦労が報われたと思います。仕事の後、近くにある教会の建物をつかってつくったパブに行きました。いつも行ってるとこですけどー。
その後、八時半くらいになったら語学学校のクリスマスパーティーがあったのでボンドストリートに

行きました。待ち人が来ませんでした。しかもタイ人とのパーティーで既にビール七本飲んでいて、そこでも五本くらい飲んだので、酔ってしまいました。日本人やコリアンの新しい友達ができました。そういえばタイ人のパーティーでもコリアンと知り合いました。ロンドンではコリアン、トルコ人、コロンビア人、タイ人がいっぱいいますね。最初はおとなしくしてたんですけれど、何故か12時くらいから全開になってしまいたくさんキスをされてしまい、パーティーから帰る時、ベロニカにキスの跡がついてるよってって言われて、あわてて鏡を見たらなにもついていませんでした。来ると思っていた人がこなかったのでいとうますみの夢は散ってしまいなぜかバス停で今井美樹のプライドをうたいました。酔っていたのでうたい始めたらとまりませんでした。ちょっとした失恋ですよね。
日本の栃木の美容学校の学生52人が修学旅行で

サンリッツにやってきました。午前にデモンストレーションを見て、午後にモデルをカットしました。トニーも来ました。自分はいつもどおりに通訳をしに行きました。学生たちに教える先生たちはほとんど一緒に働いたことがある人たちなので、やりやすかったです。今回は、アーティスティックチームで一番若いクレイグにつきました。彼とはコヴェントガーデンやマズワルヒルで働いたことがあってそこそこ仲がいいのでとてもうまくいきました。またしても冗談をいうので通訳をすると時間差があって少し変なかんじでした。学生たちも素直でよかったです。終わってから近くのパブで一杯やってたら、クレイグとジョージが来ました。そのあと、イタリア料理を食べにSOHOに行きました。めちゃくちゃおいしかったです。田舎者なのでこんなに美味しいのは食べたことがありませんでした。話はもどるけど、美容学校の先生の頭に鳩の糞が落ちたので、フルスピードで、シャンプーとブロードライをしてあげました。サンリッツクオリティーを表現したかったので腕の見せ所だと思ってやりました。短
時間でそこそこにできました。いとうますみも上達したもんだと思いました。